名字の言 大躍進した創価大学駅伝部 2021年1月4日
「駅伝にまぐれはない」とは、前・早稲田大学駅伝監督の渡辺康幸氏の言葉。
「必要なのは粘り強さ。地道な練習で、環境に左右されない足作りが必要」と(3日付スポーツ報知)
本年の箱根駅伝は、その言葉通りの創価大学の走りだった。
上位10人の1万メートルの平均タイムは出場21チーム中、13番目。
昨年の全日本大学駅伝では、上位8人のタイムによる書類選考で落選。
その悔しさをバネに「目標は箱根一本」と団結したことが、大躍進の一因となった
榎木和貴監督は「あらゆる条件の中で、100%自分たちの力を発揮するということを、練習の中でも取り組んできた結果」と振り返る。
明確な目標と、それに向けた地道で堅実な練習が、出場4回目での往路優勝、さらに総合2位の快挙につながった
創大に限らず、出場した選手一人一人の力走に、勇気づけられた人も多いことだろう。
筆者も“選手たちに負けないよう、自分も新しい挑戦を”と決意した一人だ
池田先生は「祈りとは本来、『誓願』である。
『必ずこうする』という誓いであり、明確な目標に挑み立つ宣言である」と。
「希望・勝利の年」が開幕した。
師弟共戦の祈りと誓いという“襷”を胸に、栄光のゴールを目指して、勢いよくスタートしよう。